兵庫県姫路市にある「姫路セントラルパーク」のTVCMを企画・制作いたしました。

2024年3月で開園40年を迎えた「姫路セントラルパーク」は、サファリパークや遊園地、プール等を併設する複合レジャー施設で、老若男女問わず多くの方々から「姫セン」の愛称で親しまれています。

広大な施設に魅力的なコンテンツが数多くあるにもかかわらず知名度が低い、という悩みを逆手に取った自虐ネタ切り口でのPRや、既成概念に縛られないクリエイティブに富んだCMを制作するなど、独自路線の広告宣伝活動をされていることも魅力の一つです。

企画

サマーシーズンの期間に営業されるナイトプールと、パーク内で光と音楽をシンクロさせて打ち上がる花火の訴求を目的に本CMは企画されました。テーマは「真夏の夜の夢」。都市（コンクリートジャングル）から自然（サファリリゾート）への旅を通じて、非日常な体験を展開していくという構成です。

このＣＭは、実写画像と生成ＡＩを組み合わせて制作しました。ポップで奇妙な世界観を演出するとともに、コラージュによって生まれる大人の紙芝居のような雰囲気が、モダンでありながらもどこか懐かしさを感じさせる内容となっています。

CMストーリー

ビルのベランダから手を振る女の子。その視線の先には、オープンカーに乗った男の子が。彼女を連れ出し、オープンカーでコンクリートジャングルを走り抜ける二人。途中で遭遇したヒッチハイカーを乗せて向かった先は、夜の姫路セントラルパーク。大輪の花火が打ちあがる幻想的なプールで、ハグをする二人。大人たちが一瞬の非日常に浸り、真夏の夜の忘れられない瞬間を表現しています。

番外編（特設サイト＆オリジナルテーマソング）

CMから着想した姫セン ナイトプールのオリジナルテーマソング（15曲も！）を制作し、チープでエモさを感じるデザインの特設サイト上で聴くことができる仕様にしました。 テーマソングはクライアントからご好評いただき、パーク内のプールでも実際にオンエアする運びとなりました。